イメージトレーニングについてー試合で結果を残すにはー

こんにちは!
ヒノデバスケの山田です!

みなさん、突然ですがイメージトレーニングってどれくらいやってますか??
そもそもイメージトレーニングってどういうものをイメージしていますか??
イメージトレーニングといっても、やり方などはもしかしたら様々で、人によって認識は異なるかもしれません。

私は、部活の紅白戦でも緊張するくらいのあがり症で、公式試合なんて言ったらもう会場に向かうまでの道のりを覚えていないくらい緊張しまくってましたw
でも、いざ試合が始まると(正確に言うと、ジャンプボールのボールが審判の手から離れた瞬間から)緊張は感じず、いい状態でプレーできていました。
これは、自分でも気づけるくらいはっきりと違っていて、ゲームに集中していたと思います。
この理由は、のちに大学で心理学を学んでからわかるのですが、一旦話はここで切ります。

話は変わって、よく相談を受ける内容の一つに、『試合になると練習のようなプレーができない』というものが少なからずあります。
こういう選手ほど、イメージトレーニングを重ねてほしいなと思います。
試合でいいプレーができるできないをイメージトレーニングだけが原因となりうるとは言いませんが、必須項目の一つであると考えています。

では、どのようにイメージトレーニングを行えばいいか。
私は、イメージトレーニングを、”5感に落とし込むこと”だと考えています。
どういうことかというと、試合開始のジャンプボールのときを目をつむって想像してみてください。

何が想像できましたでしょうか??
おそらく、コートに10人いて、審判がボールを持っていているところでしょうか??

私は、あげたらキリがないくらいいろんなものが”視えます”。
体育館の内観、観客、TO担当、ベンチメンバー、自分自身の姿、ゴールなど。

もっとあります。
今日のユニフォームは濃色でお気に入りの”0番”を着てる。ユニフォームの感触、隣にいる相手選手の手の感触。
試合開始は10時だから、朝の空気。体育館の匂い。季節。
バッシュのはき心地、しっかりアップした身体の暖かさ、汗のかき具合、身体の軽さ、いつもの腰の痛み。
バッシュがフロアに擦れる音、自分の心臓の音。

暇があると、試合をイメージ(妄想?)してました。
おそらく、端から見ると何考えているかわからないボーっとした少年だったでしょうねw
授業中や登下校時などにも、試合をイメージしてました。
当時はそれがイメトレになっているとはつゆ知らず、所構わず妄想してました。

どうしてそれがイメトレなのか不思議に思われる方がおられるかもしれませんが、実際に試合中に妄想と同じシーンに出くわしたことが何度もあります。
そういうときは、「あっ、デジャヴ」と思って、妄想したのと同じ動きをすればいいだけ。そうやって切り抜けたことが何度もあったからです。

ポイントは、とにかく”リアル”に。
視覚だけでなく、触覚、聴覚、嗅覚まで(そういえば味覚までやったことはなかったですねw)、感覚を研ぎ澄ましてイメージしてみてください。
その中で、自分が理想とするプレーをしている様子を思い浮かべてください。
リアルに思い浮かべれば思い浮かべるほど、勝手に身体が動いてしまうこともw

ちなみに、イメトレをすれば、緊張しなくなるわけではありません。
絶対に試合中に最高のプレーができることを約束するものでもありません。
でも、”一度この緊張感は経験したことがある(妄想の中でね)”というのは、心強くないですか??

ぜひ一度試してみてくださいね(^^)
また、当スクールでは定期的にイメージトレーングのトレーニングを取り入れています。
日本の部活動において、技術上達の部分以外の心・身体という部分は無視されているように感じています。
スキルを磨くだけではダメ、知識を磨くだけではダメです。
心は急に育たないからこそ、常に伝え続けないといけません。癖になるまで。
試合で結果を残せる選手を育てるためのメソットを当スクールで体験してみませんか??
気になった方は、お問い合わせください(^^)

関連記事

  1. 原動力

  2. お子さんを燃え尽き症候群から守るために

  3. 上手くなるコツ

  4. 試合中に緊張してしまっていいプレーができない?

  5. “ただやるだけ”なら誰でもできる