原動力

こんにちは!日の出バスケ教室アシスタントの安藤です✿

タイトルにある「原動力」というのはつまり、気持ちを奮い立たせるものです。「モチベーション」とも言います。
日々の生活の中で、人は何かがないと頑張れないというものがあると思いますが、今日はバスケをやる上での原動力について考えたことをお話ししようと思います。

「このツーメンの練習でレイアップシュートを外したら、ペナルティで外した本数分ダッシュね」

時々、講師の山田が言います。
それを聞いて、
「えーっ⁈」
「やだー!!」
教え子達の反応は様々です。

なぜこんなペナルティを課すのかというと、一番決定率が高くて、しかもノーマークのレイアップシュートをバスケ経験が1年以上ある教え子達が練習中に何本も外すから。
つまり、ペナルティを課さないと本気でシュートを決める姿勢にならないからなんです。

もちろん、毎回ペナルティを課している訳ではないですし、何回もダッシュをさせたい訳でもありません。
ミスしたらダッシュだよ、と言った時に「自分の心に起こったものと向き合ってほしい」んです。

《練習だし、外してる人もいるし、まあ自分も外しても問題ないでしょ》

そんな風に思いながら練習していませんか?
でも、ミスしたらダッシュというペナルティが課された時、ドキッとしませんか?

《嫌だな、外したらどうしよう…》

これが試合だったらどうでしょう。
残り時間1分を切って1点差で負けている状態。
この一本のシュートを外したらどうしよう…
なんて言ってる場合ではないですよね。

試合で出来るようにするのが練習であり、試合では練習以上のことは出来ないはずです。

試合で勝ちたい、活躍したいと思うのであれば、練習中でもペナルティを課せられずとも決めるべきシュートを決めようとする姿勢になると思います。
たとえペナルティを課せられても顔色ひとつ変えず、僕なら、私なら大丈夫と心の中で思うはず。

そんな子の原動力は
「うまくなりたい」「試合で活躍したい」という想い
決してペナルティが嫌だからその時だけ頑張るとか、ほかの人がこうしてるから自分も…という気持ちではないと思います。

このように、試合を意識していない、周りの雰囲気に合わせて練習していると感じることが時々あります。

周りが気になる年頃だからこそ自分としっかり向き合い、自分を本当に動かしている想いが何なのかを思い出してほしいです。
そうすれば自ずと自分の目標に向かってまっすぐ進むことができるのではないかなと思います。

関連記事

  1. お子さんを燃え尽き症候群から守るために

  2. 試合中に緊張してしまっていいプレーができない?

  3. 上手くなるコツ

  4. “ただやるだけ”なら誰でもできる

  5. イメージトレーニングについてー試合で結果を残すにはー