上手くなるコツ

こんにちは!アシスタントの真亜子です。
更新がまちまちで毎回恐縮なのですが、今回は頭の中でぐるぐるしていた事を整理するためにも文章にしてみようと思い、筆を執った次第です。笑

皆さんは、「上手くなるコツ」って、なんだと思いますか?
私は、人それぞれ違うのかなと思います。
私が苦手なことを克服しようとした時に、こうやると上手くいくと思ったことが果たしてほかの人にも当てはまるのかどうか疑問だからです。
自分の物事の捉え方や性格などによって、しっくりくるやり方やコツは異なると思います。だから、やはり自分なりに考えてコツをつかんでいくしかないのかなと。
でも、たとえばいろんな人の「上手く出来た時のコツ」を一つひとつ試してみるのはどうかなと思うのです。

ここ1年くらいですが、上田と東御どちらの教室でも、参加する子達にバスケに関する質問を書いた紙を提出してもらっています。
これは、常に疑問を持って欲しいという思いがあり、同時に、彼らが自分で考えた事を文章にする能力を伸ばすことや彼らとコミュニケーションを取ることを目的として取り入れていることです。
その質問の内容は多岐に渡りますが、「◯◯するのにコツはありますか?」という質問がけっこう多いです。
質問自体は悪くないのですが、その質問に答えた後、彼らがその答え通りにそれを実践しているのかなと思うことがあります。
もちろん、答えに納得していない場合もありますから、しばらくしても改善が見られない時には別のアプローチの仕方を考えなければと思います。

しかし、なんとなく感じるのですが、無意識に「コツ=近道」と考えている子が多いのではないかと。
確かに、コツを掴むとその後すんなり出来たとか、そういうこともありますので、早く習得するためにコツを掴むことは重要だと思います。
ただ、前述の通りコツというのは人によってしっくりくるものもあれば、そうでないものもあると思うのです。
だからまずは言われた通りに試してみることが必要です。ある程度の期間、試してみてしっくりこなければ別の方法を探る必要があります。
そうして色々と試していく中で、自分に合ったコツを見つけた時に、習得や上達に繋がっていくのだと思います。
つまり、試行錯誤という過程を踏んでいく中で、自分に合った”上手くなるコツ”を得るのです。いろんな試行錯誤があるわけですから、そこに近道はありません。

なんだか抽象的なお話になってしまいましたが、上手くなるコツを得るために、コーチや監督のアドバイスなどにしっかりと耳を傾け、まずは言われた事を実践して欲しいなと思います。まずはそこから。
それが上手くいかなかったら次を考えて試してみよう。その時に必要であれば、また質問してもらえたらと思います。
これからも教え子たちと一緒に、”上手くなるコツ”を探していきたいと思っています。

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