自分の体のことは見えていない

こんにちは!山田です!

最近、部活動のチームについてや、プレーについて意見を求められる機会が増えてきて、嬉しい限りです(^^)
さて、今回もよくある質問について1つ、ご紹介させていただきます!

“姿勢が低くならないのはどうして?”

シチュエーションは、カットイン、ディフェンス、リバウンドと様々ですが、
姿勢が高くてすぐに止められてしまうなど、姿勢に関する質問をよくいただきます。

部活動などを見学していても、顧問の先生がもっと腰を落とせ!とか、腰が高い!などとおっしゃっているところを見受けられます。
でも、腰が低くならない選手もいますよね?

実際、コーチから腰を落とすように言われて、疑問を持つ選手も少なくないと思われます。
「腰落としてるんだけどな。。。」とね。

なぜこのようなすれ違いが起きるのか。

それは、人は自分の体は見えないからなのです。

当たり前のことかもしれませんが、自分の体全体を見ることは通常できません。
ましてや、練習している時の自分の姿ならなおさらです。

ただ、他人の全身は見えます。
だから、他人の腰が高いか低いかはその時に判断できます。

ただ、それだけを伝えてしまうと、言われた本人はわかりません。
自分の体を見ているわけではないので。

こういった些細なことから、選手とコーチのすれ違いは起こります。

もう一つ、すれ違う要因があります。

それは、認識の違いです。

どれくらい腰が高くなっているのか、どれくらい低くしないといけないのかは、練習メニューやコーチによっても様々かと思われます。
その感覚は、具体的に説明してあげないと、なかなか伝わりません。
人それぞれ考えや基準が違うからです。

自分がどれくらいの腰の高さになっているのかわからないのに、コーチ基準の腰の低さを言われても。。。となってしまっている状況が多いかと思います。
これがすれ違いの原因です。

解決する策としては、動画を取ってあげて、周りの選手とどれくらい違うのかを説明してあげたりすることが挙げられます。
これは、腰の高さの話だけではなく、シュートフォームのチェックのときにもかなり有効です。
試合の動画を見ることで、チームのことや自分のことがわかることがたくさんあると思います。それをもっと細かい練習にも使うことで、より効果的な練習をすることができると思います。

ぜひ試してみてくださいね!

ちょっと付随した話ですが、
人間は自分の体がどこにあるのかわかっていないことが多々あります。
捻挫や突き指も、これが原因で起こることもあります。
バスケに限らずスポーツ全般そうですが、何かをしながら別の何かをすることがほとんどです。

焦点は必ずしも、ボールとは限らないですよね。
相手やゴールを見ながらボールをもらう時もあれば、次の展開を頭の中で予想している時もあります。
その時は、ボールや自分の指先、足元をしっかり見ている訳ではありません。
今までの経験や、本来持つ空間把握能力から、なんとなく把握しているだけなんです。

もし、怪我のリスクを軽減する方法があるとすれば、体の柔軟性を高めたりすることは大事なことですが、
練習前や試合前に、手の指先や足の指先などを、しっかり触っておくことが大事です。
自分の脳に、”指先はここにあるんだ”ということを伝え、自分の体に輪郭を与えます。

それだけで、怪我のリスクが少なくなると思いますので、こちらもぜひ行ってみてください。
もちろん、体が硬い選手は、ストレッチをしっかりやって柔軟性を高める努力は必須です。

私も体が硬いので、みんなで頑張って柔軟をしましょうw

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それでは!

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