フリースローのコツ

フリースロー練習

こんにちは!山田です!

みなさん、フリースロー得意ですか??
苦手としている方は、多いのではないかなと思い、今回の記事にさせていただきました。
ちなみに山田はフリースローは得意で、大会などでも80%後半くらいは入ります!(おそらく!)

NBA選手のスターでも、フリースロー成功率はあまりよくない方がいるくらい、フリースローは試合の流れの中の2Pシュートや3Pシュートとは違ったものを含んでいると考えています。
どんなにフォームがきれいでも、入らない選手は入らないし、実は苦手にしている人が多いと思います。

そもそもフリースローってなんだっけ?って方のために簡単に説明すると、
シュートモーション(シュート態勢)に入っている最中にファールをされると与えられるもので、誰にも邪魔されることなく(?)フリースローラインから打てるシュートです。
モーション時のシュートが外れれば2本、入れば1本だけ打てるものなんです。ちなみに、審判からボールを受け取って、5秒以内に打たないといけません。

はい、本題に戻りますが、今回の記事では、シュートフォームに関係のない”フリースローの2つコツ”と、練習方法をご紹介いたします。

フリースローのコツ①:いつも通り打つ

はい、一番目のコツにして、めちゃめちゃ難しいことを言いますが、”いつも通り打つ”ことが大事です。
「えっ、当たり前じゃん」とか「いつも通り打つことなんて簡単だよね?」と思ってらっしゃる方、簡単ではないんです。
なぜ簡単ではないのかというと、

練習時とは状況が違うからです。

練習時に打つフリースローって、言ってしまえば緊張感の欠片もないんです。
だって、いつも練習している体育館で、いつも練習を一緒にやっている仲間の前で、いつもの練習メニューの中で打っているので。
フリースローを決めなきゃいけないのは、いつでしょうか??

試合中ですね。
試合中って、体育館はどこですか??
コート内にいるのは仲間だけですか??
どれくらい疲労してますか??

練習時と同じように打つと入らないんです。
試合のための練習にほとんどの選手がなっていないからです。

人間は良くも悪くもギャップに弱い生き物です。
「あれっ、いつもの練習とは違う緊張感がある」というギャップは、身体を硬直させ、体育館を広く見せ、リングを小さくします。

じゃあ、どうすればいいのか?ということは後ほどご説明しますね(^^)
次のコツです。

フリースローのコツ②:呼吸を止めない

「それ関係ある?」と思われた方もいらっしゃるかと思いますので、ある逸話をご紹介いたします。私が大学生のころスポーツ心理、メンタルトレーニングを勉強していたころに出会った書籍に書いてあったお話です。

ある世界的に有名な心臓外科手術のスペシャリストの先生がいました。心臓の毛細血管を切って繋げるような繊細な手術を行う先生です。
あるとき、その先生に、なぜそんな高難易度の手術を成功させることができるのか?コツはなんなのかを聞いたとき、その先生はこう答えました。

「呼吸を止めないことです」

呼吸は、酸素を身体に取り込んで、血液を使って身体中に巡らせ、筋肉を動かす原動力になります。
呼吸を止めてしまうと、筋肉の動きを鈍らせ、コントロールが効かなくなります。

フリースローも同じです。(そこいくと通常のシュートなども同じですね)
呼吸は止めずに、放つことで指先までコントールできたシュートが打てるようになるはずです。
少なくとも私はいつもこの点を意識しています。

どうでしたでしょうか??
今までフリースローを苦手としていた方、何か知らなかったことがあれば、実際に試してみてください!

次は、具体的な練習方法をご紹介いたします!

フリースロー練習方法①:疲れる

まずは疲れてください。試合中、息も切らさずフリースローを打つタイミングはほぼありません。
特に、競っている試合後半でフリースローを求められるような選手はなおさら疲れた状態でフリースローを打つ練習をすることをおすすめします。
小・中学生や高校生は、練習自体が疲れると思いますが、休憩に入る前や紅白戦の休憩時にフリースローを打つ習慣をつけましょう。

フリースロー練習方法②:状況を設定する

実際にフリースローを放つ際に、状況を設定します。
81対81で残り時間あと4秒。外したら延長戦だけど、余力がなく敗退確実で引退。
この状況でフリースロー1本を任されたら、嫌が応にも緊張しますよね?
このような状況で決めれるようになってきたら、試合中の通常のフリースローなど余裕を持って打てるくらいになります。

フリースロー練習方法③:イメージトレーニングをする

試合中のリアルな状況の中で、フリースローを練習することはできません。(VRとかでできるようにならないものかな。。。)
なので、想像力を働かせます。
イメージトレーングの重要性とやり方に関しては以前記事にしたので、そちらも読んでみてください。イメージトレーングの記事はコチラから

いかがでしたでしょうか??
フリースローは競った試合ほど重要になりますし、そういう試合に限って自分が打たないといけない状況になります。
フリースローの成功率の悪さで、試合終盤にわざとファールされるケースもあります。
フリースローの練習で特別にお金がかかることなどはありませんので、ぜひこの機会に克服してみてください。

HINODEバスケスクールでは、毎週の練習会時の練習の合間でフリースロー練習をしますし、確率を記録しています。
毎週日曜日に長野県東御市もしくは長野県上田市で集合練習会を開いておりますので、ご興味ある方はぜひご連絡くださいね!
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