コーディネーショントレーニング

こんにちは!山田です!

今回は、コーディネーショントレーニングについてお話しします。
あまり聞きなれない名前かもしれませんが、今後上達するためには欠かせないトレーニングだと思ってますので、よければ参考にしていてください。

コーディネーショントレーニングとは、身体を効率よく動かし、変化に反応する能力を伸ばすトレーニングのことです。
簡単に言うと、運動神経を鍛えるトレーニングとも言えます。

このトレーニングのメリットは主に3つあります。

3つのメリット

1.ケガしにくくなる
これはスポーツ選手にとってとても重要なことで、バランス感覚や危険な接触を避ける反応速度を上げたりすることで怪我を防ぐことができるようになります。

2.スキルの習得が早まる
コーディネーショントレーニングを通してバランス感覚やリズム感が備わってくると、いろんな動きをすぐに真似できるようになっていき、習得が早くなります。
特に10歳〜12歳のゴールデンエイジと呼ばれる期間にこのトレーニングをしていることで、中高生になってからの技術習得の速度が変わってくると言われています。

3.安定感を身に付けることができる
選手として重要なことは、いついかなる状況に置いてもいつも通りのプレーができるかどうかであると私は考えています。
安定したプレーができる選手はどのチームにいっても重宝されます。
コーディネーショントレーニングは、状況に応じた判断力をつけることができるので、安定感を身に付けることもできます。

コーディネーショントレーニングで得られる7つのスキル

H3見出しa

1.リズム
一定のリズムで身体を動かすことを反復してトレーニングすると、状況に応じた安定したプレーができるようになります。
あえて、リズムを崩した練習をすることで、不測の事態にも柔軟に身体を動かすことができるようになります。

2.カップリング
何かを行なっている時に、並行して別の動作を行う技術のこと。
ボールをつきながらデフェンスを抑える動作や、味方を探すこと、走ること。バスケはとにかく何かをしながら他の何かをする動作が多いスポーツです。
このスキルを身に付けるには、上半身と下半身など身体の使い方はもちろんですが、連動させることが重要なポイントだと考えています。

3.バランス
バスケはバランス感覚がとても重要なスポーツです。
バランスが取れずトラベリングが多くなったり、身体が前に出てしまっていることを制御できずに見つけた味方にディフェンスが付いているにも関わらずパスを出してしまうなど。初歩的なミスが多くなりがちです。
重心を安定させ、姿勢を維持できるようになります。

4.ディファレンシング
あそこにいる味方にパスするにはこれくらいの力加減で、目の前の味方にはこれくらいの力加減といった具合に、距離感などに応じて力の強弱をコントロールする技術のことです。レイアップを苦手としている場合、このコントロールがうまくいっていないケースが稀にあります。

5.リアクション
味方からのパスに反応する。オフェンスのフェイントに引っかからず付いていく。など目で見て次の行動を起こす力のことです。
リアクション能力が低いとキャッチミスなどのミスが多くなります。

6.アダプタビリティ
状況適応能力のこと。
ディフェンスをカットインをして抜いたが、他のディフェンスがカバーにきたので、パスをして外にボールを捌くなど、常に状況が変わるのがスポーツです。
その刻々と変わる状況に合わせたプレーができるようになることがとても重要です。

7.オリエンテーション
このように自分を含め、コート上に誰がどこにいるのかを把握するための空間認知能力のことです。
ラインからうっかり出てしまったりするミスを防いだり、ノールックパスで味方にパスするなどのスキルを身に付けることができます。

いかがでしたでしょうか??
これらの7つの能力はどれか一つ抜けていてもいいプレーはできません。それくらい7つの能力が密接に絡み合っているのです。
これらを総合的に鍛えることができるのが、コーディネーショントレーニングです。
HINODEバスケではこのようなトレーニングメニューをふんだんに盛り込みながら練習しています。
ぜひ一度体験に来て見てください。
実際にどんなトレーニングをしているのかは、別のブログでアップしようと思います。

HINODEバスケでは、これからバスケを始めたい小学校低学年の子や、バスケを始めたばかりの子のためのバスケ教室を開催します。
コーディネーショントレーニングを取り入れて、バスケをうまくなってみませんか??
ご興味ある方はコチラまでご連絡ください。

それでは!

関連記事

  1. 部活を引退した全ての人へ

  2. マラソン

    目標を持つこと

  3. 膝怪我

    怪我の要因ベスト3

  4. 共有することの重要性

  5. 水

    熱中症に気をつけましょうね!!!

  6. マラソン

    目標を持つことの重要性について