部活動の今後について

2018年の1月にスポーツ庁の有識者会議にて、運動部に関するある指針がある程度固まってきました。その主な内容としては下記のものです。
★休養日を週2日以上
★1日の活動時間を平日2時間、休日3時間程度まで
(いづれも中学校の運動部の話)
とするとのこと。

よくよく調べてみると、実は昔(1997年)にも文部省が、中学校は週2日以上で高校は週1日以上の休養日を確保することを示しているらしいです。

そもそもは、アメリカのスポーツ医学の「運動を週16時間以上すると怪我のリスクが高まる」とした研究を踏まえているらしい。。。

個人的な見解としては、
運動してたら怪我はつきものだと思うし、ある意味その怪我とどう向き合っていくことも大切なのでは?と思うところもある。
今でも練習量足りてないなと思うのに、これ以上減らされたら。。。

また部活動以外の名前で活動する仕組みが盛んになるのだろうけど(それはスクールとしては嬉しいけど)、結局は部活動で所属しているチームで大会に出るわけだし、その部分を忘れないでほしいです。

バスケもチームスポーツなので、部活以外の活動は自主参加制なんてしたら、参加するメンバーもいれば参加しないメンバーも出てくるでしょう。(今も結構そういう状況)
これだと格差が広がる一方だと思う。
量を減らす前に、質を見直してほしいと思う今日このごろでした。

とはいえ、質を見直す教員(顧問?監督?)の大変さも用意に想像できます。
部活動の先生といえども、みんながみんなやりたくてやっている訳ではない先生もいることも知っています。私の知り合いで、やったこともない野球部と演劇部を掛け持ちしている先生もいます。(休みあるのかな。。。??)

外部コーチの需要がどんどん増えていっているけど、間に合っていないのが現状のように思えます。
認知もそこまでされていないのか、忙しくてそこまで手が回らないのか。
やる気がある経験者はきっと探せばたくさんいると思います。
そのマッチングをすることなども今後面白そうですね。(やってみようかな・・・)

また、未経験だけどやる気があるビギナー先生などの支援なども当スクールではやっています。
バスケの基礎とは?どんな練習メニューがおすすめか、戦略などお伝えできることはなんでもお伝えしますので、まずはお気軽にご相談くださいね。

日本の競技レベルが今後もどんどん高くなって、バスケを楽しむ子たちがたくさんいて、野外コートがあちこちにある。そんな将来はきっと面白そうだなーといつも妄想してますw

それでは、また。

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